2016年9月9日金曜日

さくぽんと夏旅 後篇

前回のお話はこちら。

2泊目は本館のお部屋。

カーロフォレスタ・山中湖。





チェックインさせてもらったので荷物だけ置きに行くことに。

お部屋は今回デラックスのお部屋を選びました。


お部屋はこんな感じ。

小上がりの畳の座敷つき。


本当はバストイレが付いてるスイートが良かったのですが、空きがなかったのでこちらのお部屋に。
デラックスでもトイレが付いていません。

でも同じフロアには スイートとデラックスのお部屋しかないのでトイレで誰かにばったり会うといった心配は無かったです。



大きなソファも2つあるし 広いので なかなか居心地が良かったです。

では、荷物を置いてさくぽんにはキャリーに入ってもらってお出かけです。

宿から出ると敷地内に鹿が2頭歩いてました。
野良鹿・・・? こんなとこまで来てるんだ・・・ とびっくりしつつ、写真を撮ろうとしたら逃げちゃいました。

また森の道を通りつつ、山中湖の周りをめぐる道、まりもロードへ。

途中、スズメバチに2回遭遇。 蜂の巣もみつけちゃったので 大きくよけて歩きました。
蜂は黒いものに反応するらしいので、頭めがけて飛んでこないように、腰にまいていたソフトシェルを頭に巻いて(笑) 歩きました。

まりもロードを少し歩きつつ、途中さくぽんもキャリーから出てもらって少しお散歩。
下に落ちている木の実を嗅ぎつつ、歩いてました。

さて、目的地へ到着。

犬連れOKなダラスビレッジへ。

ここは、クラフト体験が出来る施設で、BBQも出来るレストランもあって 敷地内どこでも犬OKな施設。(ドッグランもあります)

吹きガラス、陶芸、とんぼ玉造り、絵付け・・・・ 色々造れるのですが、展示してある作品を見てやっぱり実際使える物のほうが思い出になるなぁ、と陶芸を選びました。

電動ろくろと手びねりと2種類あって 手びねりをセレクト。

1Fで受付をして 2Fの制作スペースに行きます。


学校の美術室みたいで面白い。

先生のお姉さんが教えてくれました。

さくぽんは、キャリーの中でおとなしくしていてふと見ると寝てました。



お姉さんにねんどを渡されて、教えられた通りに形をつくっていきます


山型にした真ん中に指を入れてぐぐーっと広げて形にします。


形を作ったらもようを付けます。

先日、東海道を歩いた時、徳川家康の器を拝見したのですが、その時の器にインスピレーションを得て造った すず作 「雲の小鉢」。(笑)

出来上がりに数カ月かかるようですが、届くのが楽しみです! 釉薬の色もたくさんの種類から選べたのですが、ぶどう色と白と迷いに迷って白に。

この小鉢はお漬物を入れたり、納豆を入れたりする予定です。

***

陶芸後は1Fにあるレストランへ。 陶芸に1時間以上時間を要していて 気が付くとお昼をとうに回ってました。

それでもあまりおなかが空いていなかったので、サラダとジンジャーエールのみ注文。


時折、すずしい風がふいてキャリーの上を開けていたので さくぽんが顔だけだして風に吹かれてました。

レストランで少し休憩したら、またお宿へ戻ります。 戻る道すがらまた少しさくぽんを歩かせます。


足の調子は悪くは無い様子。

宿に着くと14:30頃。お風呂の用意が出来てますと言われたので 誰もいないぞ 貸し切りだ~とお風呂へ。

お風呂は脱衣所まで犬OKです。
貸切お風呂が2つあります。


結構広いので1人だとじゅーぶんリラックスできます。

外には露天風呂(五右衛門風呂)が。


わーい と外のお風呂に浸かっていたら またもや蜂が飛んできたので、そそくさと内風呂に帰りました。

お風呂後はお部屋でダラダラタイム。

小上がりの畳の間に布団を敷いて(布団はセルフで敷くらしい)布団でごろごろしつつTVを観たりしていたら さくぽんと一緒にお昼寝してました。

夕食の時間の30分位前に起きて、身支度をしてレストランへ。

メニューはこんな感じ。


ランチにサラダしか食べてないのでおなかも空いていたはずなんですが、メインにたどり着く前におなかがいっぱいで、(いつもはパンもお代わりするのに、それもせず)メインのお肉を少し残してしまいました・・・
美味しかったのに食べきれずショック。 最近ご飯があまり食べれなくなってきて年なんでしょうか・・・・ 若いころはびっくりするくらい食べて 更に太らなかったのに・・・。

食事を終えて、お部屋に戻ってパジャマに着替えると だんだん寒くなってきてまさかの暖房を1度入れました。(夏なのに)


本館にはカフェが併設されていて、滞在中は無料で利用できるので、何度かコーヒーをもらいに行ったりしました。


コーヒーで温まったので暖房を消して、畳のお部屋へ移動。

お布団でごろごろしつつ、TVを観てたらさくぽんはぐっすりと就寝。

私もまたもや22時頃、眠りにつきました。(早い!) 

***

翌朝、起床後 朝風呂へ。


もう1つのお風呂、ヒノキのお湯へ。 とっても気持ち良かったです。

その後は朝食を摂って、(残さず食べました) チェックアウトを済ませ 宿の方に旭ヶ丘のバス停まで送ってもらう事に。

帰り際、契約している農家さんのお野菜を下さいました。


新鮮なししとう、 うれしい。

その後高速バスにてびゅーんと新宿まで出て帰宅。 まっすぐ帰ってきたので、夕方前に自宅に到着しました。

杏ちゃんも元気にお留守番できた様で、セットしていったご飯はもりもり全部食べてました。


今回、山中湖まで行ったのに、富士山の写真が無い・・・・(笑) でも雨にも降られず良かったです。
涼しかったし。

でも 若干沈んだ気持ちで旅をしたのは初めてでした。 私が完全にいけないのですが、階段から落ち時ほんとうにびっくりした・・・。

今後はさくぽんとの旅は連泊はちょっと控えようかな・・・と思います。
やっぱり疲れちゃうよね。。と。

***

翌朝、さくぽんを連れて動物病院へ。 階段から落ちてしまった事を説明しつつ、先生に診て頂きました。

大丈夫ですよ、と言われてようやくほっとしました。

ただ、さくぽんのヘルニアの箇所が数か所あるのもあり、今回の左足の麻痺の手術の減圧は出来てるけども、今後再発しないとも言い切れないのが現状で、右足が麻痺しないか怖いと伝えたところあらかじめ手術で対応する事も出来るには出来るけどもそれをしたから良いのかというと、そういう訳でもないそうで、多少ふらつきがある状態かもしれないけども、引き続きリハビリと歩かせる事で足に筋肉を付けていった方がいいです、との事でした。

大好きなさくぽん。 これからも一緒にリハビリ頑張って行こうね と声をかけつつ、病院から帰宅後おうちでゆっくり過ごしました。

おしまい。


2016年9月8日木曜日

さくぽんと夏旅 前篇

絶賛夏休み中のすずです
こんばんわ。

夏休みの間、あまりPCに触れていなかったのもあって、今久しぶりにタイピングしていたら、普段会社でものすごくPC入力をするのですが、速度が落ちてると気がついた今日この頃です。

さくぽんと2泊3日で旅行へと行ってきました。

さくぽんのヘルニア後なのもあって近場で、涼しくて・・・と選んだ結果山中湖へ行くことにしました。

高速バスの予約は通勤ラッシュの後の時間に電車に乗りたかったので10:45新宿発を選びました。

新宿の新しく出来たバスターミナル バスタ新宿へ。
とてもターミナルが綺麗で大きくなっていてびっくり。ターミナルの中にコンビニくらいあるだろうと何も買わないで向かったら、まさかの何もなくて 自販機のジュースくらいしかありませんでした。

バスの中で朝食は済ませる予定でしたが、朝食はあきらめて 自販機でコーヒーを買ってバスに乗り込みます。

さくぽんはキャリーの中でおとなしくしています。

***

バスに揺られて2時間ちょっと。

山中湖に到着。旭ヶ丘のバス停で下車。


山中湖は曇りというか 時折晴れ間もあり 予報では雨だったので降られなくて良かった。
そして やはり涼しい。

さくぽんに、気持ちいいね~と 声をかけつつ ランチを摂る為に バス停のすぐ脇にあるハンモックカフェへ。

こちらはPICA山中湖の中にあるカフェで犬もOK。

アイスコーヒーとホットドックをオーダーしてしばし待つ。


ほどなくして出来上がりました。 つぶつぶのマスタードが美味しいホットドックです。

さっそく食べようと さくぽんにはキャリーから出てもらって座らせようとしたところに・・・・

大きな蜂が・・・・!!!

「うわわわっ」とあわててさくぽんが刺されないように キャリーへ入ってもらって 顔をあげたら 蜂がアイスコーヒーの淵にとまってる!!!

泣きそうになりつつ、荷物を先にあいている他の席へ移動。

一瞬蜂が飛び立った隙に、プレートも移動。

本当にびっくりしました。 遠目に見ると さっきの席のまわりにブンブン蜂が飛んでます。

まあ、山に囲まれた場所ですからね・・・蜂くらいいますと 気を取り直してランチタイム。


たくさんハンモックが吊るしてあるので、なんだかのんびりいいなぁ・・と 私とさくぽんも ゆらゆら揺られてました。


さくぽん眠そう・・。 ランチの後はゆっくり湖畔を歩きつつ、本日のお宿へ向かいます。
途中、さくぽんを少し歩かせたりしつつ。

さくぽんは、少し足に筋肉を付けるようにお散歩も無理をしない範囲で、と言われていて ちょこちょこ歩いてもらったりするのですが、やはり左足の反射が右足と比べてにぶいので たまによたついたりしてしまいます。

それでも歩けなかった頃と比べると非常によくなっているのですが、ふらつくさくぽんを見るのはとても苦しくなります。

それでもさくぽんは、やっぱりお散歩が大好きだし とてもうれしそうに歩くので そんな表情のさくぽんを見ると安心するというか、せつなくも やはり私も嬉しいです。

***

地図を見るとそんなに遠くないように思ったので、あるいちゃおうと思ったのですが、旭ヶ丘のバス停からお宿まで40分くらい歩きました。

さすがにさくぽんに40分も歩かせられないので、途中またキャリーに入ってもらって歩きます。

道は迷いはしなかったのですが、途中3回くらい蜂に会いました。

活動時期なのだと思うのですが、結構な勢いでブンブン飛んでいて 怖い! 良く見るとスズメバチなんです。

黄色のシマシマの尻に黄色い大きい頭・・・ あれってオオスズメバチとかいうやつなんじゃなかろうか・・・ と思い、スズメバチに遭遇した時は 下手にふりはらったりせず、背中を見せないように後ずさりつつ 足早に逃げました。

びくびくしながら歩いてたらいつの間にかお宿へ到着。

今日のお宿はカーロフォレスタ・エルフォ。
2泊なのですが、2泊目は同じ敷地にある本館に泊るので1泊ずつお宿を変えました。


お宿は、独立したメゾネットタイプのコテージで、4部屋しか無いですがそれぞれのお部屋にはテーマが設けてあり内装が若干変わります。

モダンアジア、ハワイアン、アフリカンリゾート、ジャパニーズ大正浪漫。

人気のお部屋はハワイアンだそうですが、大正浪漫という名前にひかれて私はジャパニーズのお部屋を選択。

すべてのお部屋に専用のドックランがついてます。


お部屋はこんな感じです。奥に見えるのがお庭。


こちらは玄関。
玄関脇にはお散歩セットも置いてあるので わんこ用のアメニティは何も持っていかなくても十分備えつけてあります。


冷房がなくても窓があいているだけで十分涼しくて気持ち良い。


2階がベッドルームになっていて、天窓から星が見えるかも・・・とわくわくしていました。


2階から1階を見た図。

さくぽんが探検をしています。

ここでショックな出来事が・・・ 犬が2階に上がらないように、また2階から1階に下りないように階段の入り口にはゲートが付いているのですが、さすがに2階にはあがって来れないだろうとゲートを閉めずに2階に荷物を置いたりしていたら、さくぽんが階段で2段くらい上ってきていて、ヘルニアには段差がダメなので階段なんてもってのほかなのですが、あわててさくぽんの元へ向かうとさくぽんもびっくりして足をよたつかせてしまい2段、階段から落ちてしまいました・・・

さく!! とあわてて駆け寄って鳴いたりはしなかったので痛みはなさそうですが、足がちゃんと動くか 変な動きをしていないか 確認して 少し歩かせてみたら普通に歩いていたので、一安心しましたが 本当に肝が冷えました・・・・

万が一の事を考えてちゃんとしなかった私が悪いです・・・
ごめんね さく・・。

とても暗い気持ちになり 沈んでいましたが、さくぽんは嬉しそうにお部屋を歩き回ってずっと探検してるので 気を取り直して お風呂に入ることに。


お風呂はこんな感じ。

お風呂の奥に箱庭があります。

残念ながら温泉では無いのですが、蛇口からでる水はすべて天然のバナジウムのミネラルウォーターなので ミネラルウォーターのお風呂なんて贅沢かもしれません。

お湯がたまったら、さっそくビールを持ってお風呂に。

エルフォに備えつけてある冷蔵庫の中のドリンクはすべて無料です。ビールもお茶もスポーツドリンクも色々入ってました。


湯に浸かりつつ、ビール。
さくぽんが時折「なにやってんのー?」と見に来たりしました。

お風呂後には ソファでさくぽんを膝に乗せて 家から持ってきたDVDを鑑賞。

映画を観終わるとご飯の時間です。

メニューはこんな感じ。


お部屋出しなので楽ちん。

ご飯の写真は撮らなかったですが、サザエのワイン煮がめちゃ美味しかったです。

夕食を終えて少しのんびりしたら2階へ。

2階のベッドルームにもTVがあるのでTVを見つつダラダラと過ごします。

ふとさくぽんを見ると左足がうまく動かせて無いようで、ふらついてました・・・

さくぽんの左足をゆっくりまわして、いつものリハビリをして様子をみます。 もう、歩かせない方が良いかも・・・と思ったので、宿から大きなゲージを借りていたので、ベッド脇にゲージを置いてさくぽんにはゲージに入ってもらいました。

ごめんね・・・と言いつつ、また暗い気持ちに。

天窓からは曇ってて星も見えなくて、普段旅行だと家には無いTVを見たりして12時過ぎまで起きてるんですが、この日は22時にはベッドに入りました。

さくぽんはゲージでもおとなしく寝ていて 出して!と鳴く事もなく静かにしてました。

暗い気持ちのままベッドに入ったので、ぐっすり眠れず何度も起きてはゲージのさくぽんを見たりしつつ、気が付いたら朝になってました。

***

朝になるとさくぽんは、またちゃんと歩けてたので、安堵しつつ 朝風呂に。

さすが山中湖。 鳥の声がたくさん。 で 虫もたくさん。 御手洗いに かまどうま?がいました。
かまどうまは刺さないので、さほど気にせず用を足しましたが。

朝早く起きたので、朝風呂後にまたリビングで持ってきたDVDを鑑賞。

普段DVDはパソコンで観てるので画面が小さいですが、大きいTVで映画を観るとやっぱり良いですね。 映像も綺麗だし。

朝食は、エルフォの宿泊者専用のカフェがあってそこへ向かいます。


わんこ用のリードフックもあります。

チェックアウトは11時なので、朝食後 またお部屋に戻ってTVを観てだらだら過ごします。


さくぽんが心配でなんども変な歩き方をしてないかチェックしました。

ご飯もちゃんと食べて、薬も飲んでいるので大丈夫そうでしたが、2日目はあまりあちこち行かず、のんびり過ごす事に。

11時にチェックアウトしにカーロフォレスタのフロントに行くと、2日目の本館のお部屋がもう準備が出来ていますとのことで、お部屋に案内してもらうことに。

一旦お部屋に荷物を置いて、少しお出かけする事にしました。


続く。

2016年9月4日日曜日

東海道53次のツヅキ⑪

東海道53次のツヅキ⑪

~丸子宿から岡部宿まで~

前回のお話はこちら

夏休みが今日から始まりました。今年は9日間。第1日目は東海道53次のツヅキを歩いてきました。


前回の記事でも触れましたが、今回は友人が一緒に行くと言っていたので2人で歩いてきました。
気分は東海道中膝栗毛のやじさん きたさんです。

朝7時に東京駅で待ち合わせをして、青春18きっぷを使って、東海道線で熱海まで。

熱海から乗り換えて静岡駅まで。 3時間半くらいかかりました。

静岡駅からしずてつライナー(バス)を使って、丸子橋で下車。


バス乗り場にも「さくらももこ」さんの絵が。

丸子橋で下車すると、前回の終着点 丸子宿名物 とろろ屋さんの「丁子屋」さんがあります。

友人はきっと清水駅からは丸子宿まで歩いてくれないと踏んで、「とろろが食べたい」と真っ先に言っていたので、今回の旅のはじまりも最初にとろろが食べれるようにしました。


丁子屋さんの前でパチリ。

開店が11時なのですが、11時15分くらいに着きましたが、お店のなかには結構お客さんがいました。

お店の中にはいろりもあって、土間があり 昔の造り。
お店の奥は改築されているのだと思いますがかなり広く、多くのお客さんが来ても わりとすぐ座れる感じでした。

小鉢とお刺身が付く「立ち葵」を注文。 メニューはとろろ汁と麦めし、お新香がセットになっているものから 何種類かのセットメニューと単品料理に分かれてました。


麦めしはおひつで運ばれてきて、とろろと薬味をごはんにかけていただきます。



このとろろ汁、白みその風味で めちゃくちゃ美味しいです。

かつてこの宿場を訪れた人は このとろろ汁で力を出して、その先の旅路も歩いたんでしょうね。

写真を見ていたら、もう一度食べたくなりました・・・

店内には、東海道53次の浮世絵も飾ってありました。


まだまだ半分も歩けてないので、先は長いですが とても楽しみでもあります。

とろろ飯でおなかを膨らませると、お店を出て旧道を歩き始めます。


お店の向かいが旧道とつながっています。

すぐ脇に高札場もありました。


高札を少し読んでみると、人足の駄賃の設定など事細かに記されており、各宿場で 常に安定した運営ができるよう、決められているようでした。


時刻は13時過ぎ。

太陽が真上にあり、炎天下。日陰になる場所も無し。

日焼け止めは塗っていましたが、日傘も必要でした・・・

丸子宿から岡部宿へは距離は7.8キロとさほど遠くないのですが、途中「宇津ノ谷峠」を越える場所があるので、なかなか歩きごたえのある街道だと思います。

旧東海道は国道1号と交わりつつ、また少し逸れつつ 並行を保ちつつ続きます。

あまりにも炎天下がしんどく、途中コンビニがあったので避難しました。

水分と日焼け止めを買い さっそく体の露出している 腕と首、顔に日焼け止めを「これでもか」というほど塗りました。

道なりに進んでいくとやがて 左手側に道の駅があります。

道の駅で少し休憩をとり、その先 宇津の谷トンネルへと国道1号は入りますが、旧道はその手前の陸橋を国道を渡る感じで トンネルを迂回するような感じに進みます。


陸橋の下から見た空が、秋の訪れを少しだけ告げているようでした。


さて、陸橋を渡ります。

陸橋を渡っている時に友人に「写真撮って~」とおどけて歩いているさまを撮ってもらいました。


良く見ると鞄があいてます。(教えてくれたら良いのに 笑)

今日はお気に入りのSOUSOUのもんぺと足袋靴を履いてきました。

暑いので首に手ぬぐいを巻いていたら「まるっきり農家の人みたい」と言われたので「そう?」と言いつつ先を歩きます。

陸橋を越えると街道は 昔の面影を残した道へと変わっていきます。


セミの鳴き声を聞きながら歩く。


このあたりはとても静かで気持ちが良いです。


川も流れています。


こちらは、宇津の谷の里の入り口。



旧道沿いの両脇に並ぶ民家には 木の板に昔の屋号が書いてあり、今でもその屋号でお互いを呼び合うとか。

今回、友人が一番行きたいと言っていたのがこの里で、かつて小田原征伐に東海道を下った豊臣秀吉が馬のひずめの草鞋を変える為立ち寄った民家の亭主が 草鞋を3つ差出し、なぜ3つしか草鞋を出さないのだと亭主に秀吉が聞いたところ4つの4と言う数字は「死」を表わす縁起の良くない数字だったため、3つをお使い頂き、無事に小田原から戻られた時にもう1つの草鞋をお渡ししますので、どうか御無事で御戻り下さいと伝えたところ、秀吉が大層気に入り、ぶじ小田原を征伐した後、またこの里の民家に立ち寄り、自身の着ていた陣羽織を民家の御主人にほうびに渡したことから、「お羽織屋」と呼ばれる民家となった家が現存しており、豊臣秀吉が与えた陣羽織も、いまもなお残っているのです。

この陣羽織がぜひ見たいと友人はあつく語っていました。

私もそういったものは大好きなので、2人ですぐ「お羽織屋」へと足を運びました。


お羽織屋はこちら。

中が見学できるので中に入ると、おばあちゃんが迎えて下さり、お羽織屋の歴史、展示されている品物の解説をして下さいました。

残念ながら中は撮影禁止の為写真はありませんが、豊臣秀吉の陣羽織も観ることができました。

このあたりは戦争中も空襲も無かったそうで 食べ物が無い事でネズミが和紙などを食べてしまい、書面などは淵を食べられてしまったりしたそうですが、陣羽織も骨董品もかなりきれいな状態で残っているとの事。

陣羽織は以前東京の博物館の方がぼろぼろになっている部分を1年くらいかけて直してくれたんです、とおばあちゃんはおっしゃってました。

展示されているものの中には大岡越前の署名のある書物もありました。
びっくりです。

このお羽織屋さん自体建物は400年前のものだそうです。

おばあちゃんに話しをたくさん聞いて、お礼を言ってお羽織屋さんを後にしました。

おばあちゃんのお話、とても面白かった。


里の先石段の道が旧道です。

石段を登りきって、右手側の細いみちを進み、少しいったところに宇津の谷峠の入り口があります。

途中、栗の実がたくさん落ちてました。



普通に山道なので 友人は「え?ここを行くの? ほんとに?」と言ってましたが「峠を越えるから、山道だけど いくらか歩きやすいようだから大丈夫だよ」とはげましつつ歩く。


最初に現れる竹林。 日が差してとても綺麗でした。

実際に、山道と言っても、つらくなく登れます。




お堂の石垣が残ってたりする場所があります。


道も整備されている場所がある為、友人もつらくなかった様子。(良かった)

30分くらいでしょうか、あっという間に峠を下りました。

さて、浮世絵 東海道53次「岡部」はこの宇津ツ谷峠を下る途中、逆側から丸子方面をみた絵となっています。



峠越えが意外とさっくりと終わってしまったためどこから写真をとるか迷っていたら 峠を越えてしまったので、おりた先の写真を現在の浮世絵の場所の比較写真として撮ってきました。

現在のようすはこちら。


あまり比較っぽくないですが、峠を下ったところになります。

***

この先旧道は道なりに進み、「蔦の細道」と合流するところを左手に入り、国道を越え国道1号 岡部バイパスを大きく迂回するような形で進みます。

途中、お茶を無料で飲めるところがあり、お茶を頂いて御主人にまた昔のお話を聞いたりしつつ、さらに先へと進むと 岡部橋が見えます。


この橋を越え、少し行った先が岡部宿となります。

岡部橋から10分ほどでしょうか、柏屋資料館が見えてきます。



こちらは かつての旅籠で、中は見学が出来ます。

やじさん きたさんの復元模型もありました。


私の右の人がやじさん、左の人がきたさん(だったかな・・・?)後ろは宿のおかみさんです笑。


なかの造りはこんな感じ。

資料館の奥には蔵もあり、なかなか見ごたえのある資料館です。

柏屋さんを遠景でパチリ。



こちらも趣のある建物です。むかしもこんな感じだったんでしょうね。屋根は茅葺だったかもしれないですが。

この先には問い屋場跡もあります


ということで、岡部宿到着!!

この後はバスで藤枝まで出て、藤枝駅でお弁当を買い 熱海までまた東海道線で戻り、熱海から鈍行のグリーン車を使って帰ってきました。

ほんとは熱海で日帰り温泉でも寄って行こうか、と話していたんですが 時間が結構遅く 今回は新幹線を使わずすべて鈍行で帰ってきたため乗車時間も長く 温泉に入る時間が取れなかったので、とても残念でしたがそのまま帰宅しました。

電車の中写真を見ながら 今回の東海道について あーだこーだ言いつつ帰ってきてとても楽しい旅路でした。

次回は浜松らへんでまた合流したいと言っているので、また友人と東海道を歩く日がさほど遠くなく訪れそうです。

東海道53次のツヅキまだまだ続く。