2018年1月26日金曜日

さくぽんの病院。

昨日、さくぽんのてんかんの発作がなかなかおさまらないので再度病院を受診しました。

今まではゾニサミドといった抗てんかん薬を処方して頂いていたのですが、新たにレベチラセタムといった薬が追加されました。

レベチラセタムは他のてんかん薬で効果が不十分な場合に併用薬として使われるようです。

更に発作が何度も続けて起こるとかなり危険なのですが、そうなってしまった場合に使う座薬も処方されました。

診て頂いたのは主治医の先生ではなく別の先生だったので、てんかん発作の様子を観てもらおうと、カメラで撮った動画も観て頂きました。 やはり てんかんの発作ですね、と。

さくぽんのように心臓に病がある犬が起こすものとして 他に心臓発作もあるけれど、その場合はバタンと一瞬倒れてすぐに元に戻るそうです。 さくぽんの発作は2分位ですが、その後もふらふらしたりしていて時間が長いので てんかん発作との事。

発作が起きるたびに 脳が傷ついてしまうので 発作を起こさないように 薬で抑えていくのが治療となりますが、最初に与えていたゾニサミドも血中濃度を測りつつ薬の量を増やしましたが、なかなか発作を止めるのが難しいです。。

私が会社から帰宅すると 嬉しくて興奮して発作が起きるパターンがほとんどなので、会社から家に帰るのがとても怖いです。(さくぽんには早く会いたいのですが)出来れば 仕事をやめてずっとそばにいれたら良いのだけれど…

一人暮らしで高齢の犬と一緒に暮らしていく厳しさを実感しています。それでも、さくぽんは看取るまで飼うと決めているので(あたりまえですが)さくぽんが穏やかに暮らしていけるように、出来る限りの事をしなくては、と自分にカツを入れています。

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病院から帰宅後、大丈夫かと不安だったのですが やはり発作が起きました…。

発作が起きてしまうと 私に出来る事は何もありません。
さくぽんの倒れる場所にモノが無いように周囲を片づけ、声をかけるしか出来ません。

発作中に体を触ってしまうのは犬に対して良くないので、本当に見ているだけしかできず、心苦しいです。

発作の後、ふらつきが激しく ヘルニアが再発した?と思ったくらい 歩けなくなりました。
おそらく てんかん発作のせいだと思いますが…

夜中になってもまだかなり ふらつきがあり、体を支えて 排尿してもらったり 水を飲む?と寝ている口元に持っていったりしました。

このまま寝たきりになったらどうしよう・・・・ そんな事を考えながら夜中 何度も起きてさくぽんの様子を確認しました。

今朝、寝起きに多少ふらつきはあったものの、自分で排尿も出来 部屋の中を少し歩けていたので ヘルニアじゃなかった、やっぱり…と てんかん発作の怖さを感じつつ、投薬をし しばらく様子をみるも 昨夜よりだいぶ元気そう。

投薬1時間後に食事なので 食事の準備。 さくぽんのフードはロイヤルカナン腎臓サポートに変更。 ドライフードなのですが、ソラマメみたいな形のフードで チワワのさくぽんには少し粒が大きく感じたので ハサミでフードを半分にカット。1回につき40g位与えるので 一粒ずつ小さくして さくぽんの元へ行きます。

フードのお皿を持ちつつ、手で1粒ずつ 食べさせる。

慌てて食べて呼吸が苦しくなったら困るので、1粒ずつ。

おいしい?と 話しながら ぱくぱく食べているさくぽんをみる。

全部のフードを食べ終わった時、さくぽんが私を見上げたのですが、その時の顔が仔犬の頃のような表情で、薬の副作用もあるのか(ぼーっとした感じになる)なんとも穏やかというか すごくまっさらな表情をしていて胸がいっぱいになりました。

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こんなにたくさんの薬を与えて、ごめんね…

でも少しでも長生きしてほしい… どうするのがさくぽんにとって一番良い事なんだろう…

答えは出ないと思いますが…。

いつかくるお別れの日に私はちゃんと見送る事が出来るのか、とても不安です。

そしてその日はなるべく ずっと後にして欲しい。


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つらつらと辛い気持ちを書いてしまい 読んでいる方には申し訳ないです。

文字にするといくぶんか 気持ちが落ち着きます。(人に話すと泣くのをこらえるのがしんどくて、あまり話せないので)

最後に写真を1枚。




ごちゃっとしてますがさくぽんと杏の図。


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