2019年7月23日火曜日

胃袋と落語。

今日は夏休み4日目。

朝からしとしと雨。いまだ明けない梅雨。

雨の日はやたらと眠くなるのですが、まだ もうちょっと寝よう…
とゆっくりしていたら気が付いたら9時。

さくぽんに投薬もしないといけないし、杏もおなかをすかしているので慌てて起きる。

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家の雑務をゆっくりとこなし、買ってから読んでいなかった雑誌をパラパラとめくる。

時間が無いとそんな風には過ごせないので、夏休みのありがたみをじっくりと堪能。

今日は雨降りだからか さくぽんも眠いようでずーっと寝てました。

夕方になってさくぽんの寝顔をみつつ、出かける支度を。

出かける支度が済んでも、さくぽんは犬用ベットで寝たまま起きないので、ベットごとすーっとケージに移動。(それでも起きない)

杏に、ごめんね ちょっとだけ出かけてくるからね、と伝えて家を出る。

向かった先は国立演芸場。

ここの所、落語がとても楽しくて ちょこちょこと聞きに行くようになりました。

なんで落語を聞こうと思ったのかというと、私は江戸時代がとても好きなのですが、落語の中にも江戸時代を感じることが出来る、と思ったのがきっかけ。

江戸の中頃から落語はあるそうで、噺の中にも当時の様子を垣間見る事が出来るのが聞いてみようと思ったはじめなのです。

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最初、聞いてみたい噺家さんがいるといいなぁと思ってyoutubeで動画を見ていたのですが、柳家喬太郎さんがとても面白くて、これは生で聞いてみたい!と思い、上野の鈴本演芸場に観に行きました。

その時は寄席ではなくて、柳家一門の何かの会だったのですが…実際に生で聞いてみると本当に面白くて一瞬ではまってしまいました。

それからと言うものの、そもそもの落語を良く知らなかったので 落語の本を読み、喬太郎師匠のDVDを買い、動画を観たり(でも生で聴くのが一番)、寄席にも足をはこぶようになりました。

噺家さんが、高座で噺をする。1人でしゃべっているのに、何人も出てくる人がほんとうにそれぞれ違う人に見えるし、風景、季節、湿度、匂いまで感じる事が出来て本当に面白い。何も考えず、シンプルに笑うことが出来て落語のあとはとてもすっきりするのです。


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今日は「入船亭扇游・扇好・扇辰 兄弟盃の会」に行ってきました。

やっぱり、落語は生だなぁ。

今日も面白かった。ネタの半分は何度か聞いている噺でしたが、演じる人が違えばまた、噺も違うように感じるので、それもまた面白い。

落語の中で、よく料理が出てきて、それをしぐさで食べるのですが、今日は扇游師匠が食べていたお刺身が わさびが効いていてとても美味しそうで…

帰宅するときスーパーに立ち寄り、お刺身を買って帰りました。

落語を聞いて刺激される胃袋。

本当に噺家さんてすごい。





2 件のコメント:

  1. 生の落語はいいですね。
    噺家さんもいろいろだから、自分に合った人を見つけられて良かったですね。
    だいぶ前ですが、私も三遊亭好楽師匠の落語を目の前で聞いたことがあります。(会場ガラガラ、しかも無料)
    内容はもう忘れてしまいましたが、ツバを飛ばしながらの熱演でした。

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    1. ちゃたろ様
      おはようございます。コメントありがとうございます。
      好楽師匠の落語、無料で聴けたなんてすごい。それはラッキーでしたね~! 噺家さんも本当にたくさんいらっしゃるので、確かに好みが分かれるというか、カラーが出ますよね。
      色んな落語を聴いて、たくさんのネタと噺家さんと 見つけたいなーと思います^^

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