2023年3月10日金曜日

鎌倉街道をゆく。①

 日光道中21次を歩いてからしばしお休みしていた街道歩き、そろそろ歩き始めようと思い立ちさて、次はどの街道を歩くか考えておりましたが、鎌倉街道を歩くことにしました。

参考にしたのはこの本。


鎌倉街道は上道・中道・下道と分かれますが上道を歩くことにしました。

ちょうど青春18きっぷの時期だったので18きっぷを購入し鈍行でまずは群馬県の安中駅へと目指します

第一回目は群馬県の安中から高崎までを歩く。


本に乗っている地図を参考に、国道171号線に出る。

街道歩きをするときは最初の神社で道中の安全と家で私を待つ猫の事をお祈りします。


参拝を済ませ、いざ鎌倉!
道なりに歩いて行くと、旧中山道と交差しているところに橋が架かっています


旧中山道はこの先、碓氷峠へと向かうので暖かくなってきたらヒル、すごいんだろうなぁ…と少しぶるっとした。
さて、橋を渡ると鷹ノ巣出丸跡があります。旧坂を登ると神社の入り口となっており山門があります。江戸時代からあるもの。立派な龍が彫ってあり、山にある神社だから火事から守るための龍神様なのかしら、とぼんやり思う。


出丸跡から降り、街道に目をやるとあの道は旧道っぽいなぁ…と気が付き、地図を見るとやはり旧道でした。
道は旧中山道なのでしばし歩くと板鼻宿が。

さらに歩き途中 長傳寺へ。


こちらのお寺は彫刻のお寺と呼ばれているそうで、中を見学したくて思い切ってお願いをしたらちょうどお掃除をされていたのに手を休めて下さって快く案内して下さいました。
写真は撮らなかったけれど素晴らしい欄間…!5年前に修復をされた厨子も見せてくださいました。眼福…
すみずみまで素晴らしい彫刻を拝見させて頂き、道中気を付けてと送り出して頂きました。
パンフレットも頂きました。

胸の中をほこほこにしてまた歩きます

お次は称名寺へ。


こちらのお寺の鐘は宝永5年(1708年)造で重要文化財です(ガイドブックより)
その先の南窓寺の急な階段を上り、くるりと周囲から回る感じに行くと鎌倉街道のはじまりの古い道に出ます
ガイドブックの地図を見ながらいくつかの寺をすぎ歩く。
途中伊勢殿碑がありました

源義経がこの地に住んで居た伊勢義盛と主従の関係を結ぶのですが、その2人が出会った地なそうな。(伊勢義盛の屋敷跡)

街道は先の板鼻陸橋を越え先へ行くと観音塚古墳に出ます



古墳の内部、石室も見学できますが中には入らなったです。お墓だし…。

古墳の先、上野國一社八幡宮も参拝。






天徳元年(957年)創建で源頼朝は鎌倉幕府を開くとき改築もしたそうな(ガイドブックより)天上図が見えなくなっているけれど、色味はまだ判別出来てとても立派なお社だった。

上野國一社八幡宮からほど近い少林寺達磨寺へも足を運びました


達磨がたくさん…
達磨寺から街道に戻るとき、バサッと大きな音がして振り返ると風で折れた木の枝が背後5メートルくらいに落ちていました。木の枝と言ってもかなり太めな枝だったのでもし頭の上に落ちてきたらケガをしていたと思います…
何かが守って下さったのかしら…と思いながら街道へ戻り先へ急ぎます

しばらくは国道18号をまっすぐと。上豊岡町の交差点で反れて烏川を渡り高崎城址へ。




第一回目の鎌倉街道をゆく、の終着点は高崎城址。およそ16キロほどを歩きました。
帰りの電車に乗る前に、地元の銭湯へ。


浅草湯さん。昔ながらの番台銭湯。
東京都では入浴料は500円ですが、高崎市では400円でした

あつめの湯に湯舟奥には大きな水槽があり魚が泳いでました。
入浴しながら魚を見たのは初めてだったので楽しかったです。


帰りも鈍行で帰りましたがグリーンで帰りました。(おやつのアイスと共に)
34000歩くらいですね
久しぶりの街道歩きなので、ちょうどよい距離でした

では 鎌倉街道をゆく、まだまだ続く。












2 件のコメント:

  1. 鎌倉街道①お疲れさまです。
    3つ道があるなんて初めて知りました。勉強になります!!。
    お寺に古墳にお城と見処満載ですね。
    大枝は危なかったですね…これからの道中もお気をつけ下さい。
    でわ②も楽しみにしております。

    返信削除
    返信
    1. 雨男さん
      こんにちわ。コメントありがとうございます!
      木の枝は本当に大きかったので危ないところでした💦
      鎌倉街道は意外と長めなのでしばらく続きそうです
      ぜひまた、ブログを見にいらしてください☺️

      削除