2015年9月20日日曜日

東海道53次ノハジメ 

東海道53次ノハジメ 
~日本橋から川崎宿~

東海道53次。

言わずと知れた江戸、日本橋から京都、三条大橋までの約492㌔、53もの宿場である。
歌川広重の浮世絵がとても有名な、あの東海道53次。

いつか東海道を歩いてみたいなぁと、ぼんやり思っていましたが、本当に歩いてみようかな・・・と思い立った次第でございます。

まず最初に地図の載っているガイドブックを2冊購入。

実際、歩きはじめるにあたり”自分的ルール”もいくつか設定しました。

ここでルールの説明です

・宿場から宿場の移動にあたり、宿泊が出来ない為、日帰りの工程とする。その際、自宅に戻る為の折り返しは宿場とする
・各宿場で、食事をとる(その地域の美味しいものはなるべく食べる)
・風呂があれば入れればなお良し(その為お風呂セットを持参する)
・無理をしない
・嫌になったら、やめても良し

最後のほうがかなり自分に甘い設定となりましたが、楽しくなくても嫌なのであえて無理をしない設定にしました。
 また、日帰りでの旅程となる為、始点から途中まで歩き、電車で帰宅し また次回はその途中まで電車で行き…といった工程になる為、後になればなるほど、お金がかかるという具合です。はたして何回で京都までいけるのでしょうか…
とりあえず月1回は「東海道の日」を作りたいと考えています。

***

さて、さっそく旅路へと出立すべく、目覚ましを早めの時間にセットしていたにも関わらず、少し寝坊ぎみで日本橋へと向かいます。


朝8:30日本橋へと到着。


履いて行く靴を色々考えて、とても軽いロードラン用の靴にしようかと思ったのですが、足の裏が痛くなるのも嫌なので、靴底の厚めの靴を選びました。


こちらは、かの有名な歌川広重の東海道53次「日本橋」。
先日、浅草にあるアミューズミュージアムという美術館へ行ったのですが、その時浮世絵のムービーが上映されていて、こちらの浮世絵の解説を聞いてまいりました。

夏の明け方の日本橋の風景。当時は魚河岸があり、大名行列の脇にはこれから魚を売りにいく行商、また橋のたもとには、行商が落としていったかも知れない お魚をいただいている(かもしれない)犬。

日本橋には「魚市場発祥の地碑」があります(見なかったですが)

さて、こちらは現在の日本橋。


浮世絵右側、橋のたもとに掲げてある高札、現在ではその場所には交番が。
昔も今も「お上」がかかわっているのは変わらないのですね。
そんな風な解説もありました。

***

日本橋より15号、第一京浜をひたすらにまっすぐ歩きます。
京橋、銀座を抜けて新橋を抜け、浜松町へ。
日本橋からここまでは非常に近く、朝8:30スタートだったので休日の都心はまだあまり人がいなく気持ちよく歩けました。

途中、朝ごはんを食べていなかったのでとてもお腹がすき、どうしようか…とあたりを見回すも、お店はまだ開いておらず、結局吉野家で「とうふぶっかけ飯」290円を食べました。
東海道最初の食事は吉野家…
今度からおにぎりでも持参しようと思いつつ、空腹も満たされたので良しとします。

浜松町にさしかかると右側に芝大神宮があります。

今日は祭りだったようで、おみこしが神宮へと向かっていて、参拝するのは止めにしました。

その先、奥には増上寺があります。


こちらでは参拝させて頂きました。
東海道は神社やお寺が非常に多く、第一京浜沿いに数えられないくらいお寺や神社があります。

増上寺を後に、また第一京浜へと戻り、金杉橋を渡ると、その先は田町。


田町までも、さほど遠くは感じず、まだ足は軽いです。
田町を過ぎて、高輪へ。

札の辻の交差点を過ぎると「高輪大木戸跡」があります。
ここは、江戸の一番南、これから京へと旅立つ方を見送ったりした場所だそうです。


いくつも積まれた石垣に当時の江戸を思いました。
ガイドブックによれば、江戸日本橋を朝4時頃出発して、ここで夜明けの提灯を消したとか。
季節にもよるだろうけども、朝4時にまだ暗く、ここで提灯を消すとなるとやはり1時間は当時も歩いたのかもしれません。

今は歩道も整備されているけども、当時は土の道だし、橋も木製だし、靴も草履。
歩きやすさはどのくらい違うのでしょうか…
草履は持っていませんが、足袋は持ってるので今度は足袋で歩いてみようか…など考えつつ、その先右手側奥にある「御田八幡神社」へ。江戸時代にはお社の向こうは海だったとか。こちらでは参拝後、御朱印を頂きました。
 ここまで歩いてきたけれど、今では埋め立てられてしまった川なども多く、当時を偲べる場所も少ないのかも知れない。

更に歩くと 泉岳寺の交差点に差し掛かる。
泉岳寺もお参りした事が無かったので、お参りを。
このあたりは古くからある歴史のある建物も多そうなので、また別途来てみたら面白そうだなぁと思いました。

泉岳寺を過ぎると品川までは目と鼻の先。

最初の宿場「品川宿」は北品川駅そばになるので、JR品川駅を更に過ぎ八ツ山橋を左に折れ、旧東海道へと進みます。


ここまで超方向音痴な私でも本を片手に迷わず来れました。 笑。
旧東海道に入ると、品川宿まではとても近いです。


こちらは現在の品川宿。
商店街になっております。


こちらは浮世絵の品川宿。
現在では海はありませんが、当時は遠浅の海が広がっていて、ここで採れた海苔が浅草へと渡り「浅草海苔」になったとか。
…知りませんでした。浅草の方も海だったので、浅草で採れた海苔を浅草海苔だとずーっと思っていたのですが…。

さて、最初のミッションです。

「宿場で食事をとる」

ちょうど、時間も昼前だったので早速食事をすることに。
とはいえ、休日だからか開いているお店はさほど多くはないようでした。
商店街には「品川宿」のポスターが貼られ、昔もここは活気があって食事ができるところもたくさんあったんだろうな。でも宿場って位だから、宿だけなのかな?など色々考えつつ、お蕎麦屋さんを発見したので入ってみることに。


もう秋だというのに、今日は夏のように暑く「冷やし蕎麦」を注文。
ハマグリの出汁をきかせた塩ベースのつゆのお蕎麦で、汗をかいていたので塩味がとても美味しかったです。
他にも「花魁蕎麦」など、”品川宿っぽい”感じのメニューもありました。

商店街にもお寺が多々あり、善福寺へ寄りました。
こちらは「伊豆長八の鏝絵」が有名だそうで、以前紹介した猫の漫画、「猫絵十兵衛お伽草紙」にも鏝絵がちょろっと出てくるので、見てみたかったので寄りました。



この壁に描かれた龍?が鏝絵だと思うのですが(違ってたらどうしよう)鏝だけで、壁に絵を装飾したとはすごい。左官屋さんてすごいな…と。
現代でも鏝絵とかあるのかな?
自宅の壁に鏝絵とかあったら素敵だなぁ…と思いましたが、富の象徴として装飾されいたもののようなので、私には無理だな。と少ししょんぼり。

***

さて、今日はもう少し歩こうと また旧東海道へと戻り歩きます。
まだ足は大丈夫。

ひたすらと旧東海道を歩き、品川橋を渡る。


青物横町ふきんに差し掛かると品川寺があります


本によりますと江戸六地蔵の一つである露座の地蔵の地蔵菩薩像があると載っていたので、参拝をさせて頂き、また歩きます。

浜川橋(泪橋)を渡ると、鈴ヶ森刑場跡へと続きます。
鈴ヶ森刑場跡ではお線香をあげさせて頂きました。

ここまで来ると足が大分重くなってきました。

ここから先、旧東海道はやがて第一京浜とまた同じになり、さらにさらに川崎へと続いていきます。

・・・・が、ここからが本当に長い!たぶん距離にすると7㌔位だと思うのですが、普段7㌔なんて全然ランニングで走っている距離なのにひたすら続く第一京浜… とても長く感じます。 また第一京浜に沿って神社やお寺が非常に多く、ふらっといくつか参拝させて頂きましたが、ひとつひとつ参拝していたらどんどん時間が経過する程に非常に沢山あります。

もう秋だし、なんて思いつつ日焼け止めをしてこなかった自分をかなり後悔します。
ジリジリと照りつける太陽。
帽子はかぶってきたので良いのですが、腕が真っ赤に日焼けしました…
夏の間あんなに日傘をさして日光をよけたというのに。
なぜアームカバーを持ってこなかったんだろう… 今もヒリヒリ痛いです。

炎天下の中ひたすら続く第一京浜。今日一番ここがつらかったです。
だんだん足もパンパンになってきて、足裏も痛くなってきました。

いっそのこと、途中の蒲田で引き返そうか…と思いつつ、せっかく東海道53次初日なんだから、せめて自分できめたルール通り「折り返しも宿場まで行く」を守ろうと自分に言い聞かせます。

そしてやっと多摩川に差し掛かります。


当時は今掛っている「六郷橋」よりもう少し下流に「六郷の渡し場」があったようで、六郷の渡し跡があるようなんですが、どこにそれがあるのかが分からず、ウロウロしていたんですが、ブルーシートな方たちもちらほらいる様で怖かったので、跡をみるのはあきらめ、新六郷橋を渡った後、また旧東海道へと進みます。
もうすぐ、ようやく川崎宿へ到着となります。

足は重く、足の裏も痛く普段ランニングしていてもまだまだ運動量が足りないのかと少し悲しくなりつつも、しばらく歩くと到着致しました。川崎宿。

・・・・が、当時の面影は全然なく、案内板などはあちらこちらにあります。


こちらは浮世絵の川崎宿。
川を渡るとずっと宿場町が続いていたんですね。

宿場は久根崎、新宿、砂子、小土呂の4町で構成されていたとの事ですが地名が残っている場所もありますが残念ながら今では当時を思い起こせる場所はないようです。ですが、「東海道かわさき宿交流館」なるものがあり、当時の宿場の様子を知る事の出来る施設が旧東海道沿いにあります。
残念ながら、私がその施設の前を通った時には、片付け作業をされているようだったので、もう閉館なのか…と思い、立ち寄れませんでした。
 次回は、川崎スタートなので、最初に、「東海道かわさき宿交流館」に寄り当時の川崎宿を体感(?)してから、また東海道53次の続きを楽しもうと思います。


ちなみに、現在の川崎宿の様子はこちら。
あぁ、当時は偲べない…。


町のあちこちに案内板があるので、見て歩くのはとても楽しいです。
 あっと、忘れていました。大事なミッション、「宿場での食事」。

川崎宿に到着したのは16:30頃。
夜ごはんを食べるには早いので、和菓子のお店を見つけたので、どら焼きを購入。


生どら焼き。
こちらを川崎宿での「食」といたしました。
当時はどら焼きなんてあったのかな?
気になってみたので、少し調べてみると、江戸の時代にもどら焼きはあったようです。
ですが、形は今のどら焼きのように丸くなく、四角いものだったようです。
なるほど。
でも、疲れてる体に甘いものってほっとしますよね。
当時の東海道を旅した人もそんな風に思ったりしたかな。

***

日本橋を朝8:30に出て、川崎に16:30。
お昼の時間や参拝をしてところどころ立ち寄り時間はあったものの、8時間歩きました。
実際に歩いてみて、足は棒のように疲れたけど&腰が痛く…(不甲斐ない!)いろんな歴史の跡をたどり歩く東海道の旅路、とても楽しかったです!

今回の旅程は日本橋~品川宿~川崎宿の7.8㌔~9.8㌔の計17.6㌔。
結構疲れたけどハーフにも満たないなんて少し驚きました。
次回は川崎宿スタートです

次回はいつ歩けるかなぁ…
日程は未定ですが、東海道53次、続きます

つづく


2015年9月19日土曜日

2015年の夏旅。 後編

前回のお話はこちら

さて、那須高原2日目は特に見て回るところもなぁ・・と思いつつ、
朝食を取ったあと、部屋でしばらくのんびりしつつ、お出かけの準備。

一軒茶屋まで歩き、コンビニで周遊バスのチケットを買います。
周遊バスは1日フリーパスで1000円、さらにお得なクーポンつき。
レンタカーを借りるより周遊バスのほうがお勧めです。

那須高原に来るといつも寄る「ステンドグラス美術館」へ。


館内はほぼ撮影禁止なので、写真があまりありませんが、美術館の中でパイプオルガンの演奏を聞けたり、古いオルゴールの音を聞けたりとても癒されます。

ペットも入場可で、抱っこしていれば大丈夫です。
(さくぽんはキャリーに入ってもらいました)

***

ステンドグラス美術館を出た後は、またバスに乗ろうとしたら、団体のお客さんがいてバスに乗車出来ず、次の周遊バスは45分後。

先に並んでいたおばあさまと、45分は少し長いですよねと顔を見あわせて苦笑。
他のお客さんはタクシーを捕まえていましたが、私は特に時間も急いでいなかったので、バスを待つことに。
おばあさまも、バスを待たれるとの事だったので45分待つ間はずっと2人でおしゃべりしていたので、退屈する事なく過ごせました。
旅先で、知らない人とお話をするのが好きなので、とてもうれしかった。

***

周遊バス途中のチーズガーデンでお土産を買って、道の駅近くのお蕎麦屋さんでランチ。

古民家風のお蕎麦屋さん 五色庵

こちらも店内ペット可です。


鴨付け汁蕎麦を註文したのですが、
量が多くて驚きました。

朝ご飯をしっかり食べてきちゃったので、食べれるかな…と心配しましたが、
頑張って完食しました。

道の駅ではさくぽんと少し歩いて休憩。



小さい栗が落ちてたので、「さくぽん、ほら、栗」と見せたのにスルーでした。

旅行に行く時は、さんぽをさせても、おしっこをした後流す水とかを持ち歩いていないので、マナーパンツをはかせています。
♂なのであちこちマーキングするので、使い捨てのマナーパンツがとても便利です。

道の駅には、近隣で採れたお野菜など、たくさん売っていて見ているだけでも楽しいです。



***

その後、また南ヶ丘牧場へ。
昨日は牧場内を散策しなかったので、今回は牧場内をかるく見て回ります。


牧場の馬&ロバに ごはんをあげれるようなので、自販機の餌購入機で1つ購入。モナカタイプになっていて、割ると 粒状の餌が入ってます(モナカも食べれます)
1匹だけにあげると可愛そうなので、いろんな子にあげようと、レールをあちこち移動しました。

***

牧場と言えばソフトクリーム。



ソフトクリームを食してまた移動。

今度は那須湯泉神社へ。


お社は写真に撮らなかったんですが、硫黄の香りのする中、石段を上り参拝。

飛鳥時代に山中に温泉を発見した事によりお社が作られたそうで、那須温泉は奈良時代の貴族の湯治として利用されていたとか。

参拝後、御朱印を頂き 石段を降りると、足湯があります


さっそく、入ってみることに。



こんこんとわき出る温泉。

単純硫黄泉で、神経痛や冷え性に効くようで 足湯からあがったあともずっとぽかぽかしてました。

***

観光はそんなにしなくていいや と思っていたのに、なんだかんだ色々みて回りました。

その後は宿に戻り、さくぽんとお散歩。



ホテルの中に散歩の出来る小道があり、小型犬のさくぽんにはちょうど良い距離。


ウッドチップの敷いてある小道、さんぽんも堪能していたようです。

***

そんなこんなの那須高原2泊3日。

ホテルがとても良かったので、予想以上にのんびり過ごせたのと
那須高原はやはりペット可の施設が多いので、犬連れでも安心して楽しめます。


東京に帰る為、バス停まで歩いていると 道端の木々からもすっかり秋の訪れを感じる旅路でした。

おしまい。

2015年9月17日木曜日

2015年の夏旅。 前編

夏旅と言いましても、私が夏休みなだけであって、季節的には初秋旅なのですが、
愛犬さくぽんを連れて那須高原へ行ってまいりました。

那須高原は何度も行っていますが、高齢のさくぽんと旅をするにあたり、やはり「関東近郊で、さほど遠くなく また 動物病院がある地域」を選考しまして、那須高原に2泊3日の旅とあいなりました。

***

観光も特にせず、温泉に浸かりつつのんびりしようと、お部屋で読む用に朝出発時に本を1冊買い 新宿から高速バスで栃木方面へ。

バス停は「一軒茶屋」で下車します。

新宿から乗った時には8割方席が埋まっていましたが、途中でほとんど下車してしまい、乗客は私一人。
バスの中でさくぽんに「みんな降りちゃって、静かだね。私たちも後2つ3つ停留所で降りるからね」と話しかけて、一軒茶屋に到着したので下車。

「・・・・・・・さ 寒い!」肌寒いだろうなと思っていましたが、想像よりかなり寒く、持ってきていたソフトシェルを着こみました。

キャリーからさくぽんを出して、リードをつけて歩きはじめます。

最初に向かったのは「南ヶ丘牧場」。
ちょうどランチの時間を少し過ぎたあたりだったので、お昼御飯を食べに向かいます。

一軒茶屋と南ヶ丘牧場の途中に今回のお宿もあるので、位置的、距離的にもちょうど良い場所にあります。

***

牧場に着く前に雨がパラパラと降ってまいりました。

自分を晴れ女だと思っているのと、事前に天気予報は確認していましたが雨マークは無かったので、傘はもっていません。

さくぽんはキャリーに再度入ってもらい、patagoniaのフーディニをはおります。

余談ですが、patagoniaのフーディニはとてもお気に入りのアイテムです。
ポケッタブルなので小さくなるし、100gくらいしか無いので軽い。そして、着ると暖かいです。小雨もはじきます。
最近はランニングをするのでちょっと寒い時はいつもこれを着て走ってます。

 バス停から10分くらい歩くと今回の宿泊するホテルがありましたが、更にその先を5分くらいを歩きます。

道は一本道なので、方向音痴な私も迷いません。

ほどなくして、南ヶ丘牧場へ到着。

南ヶ丘牧場は入場無料で、ペットも入場可です。

飲食店はテラスのみペット可がほとんどで、今回は「牧場だし、ジンギスカン食べちゃおうかな」とジンギスカンが食べれるお店へを事前にサーチしていたので、お店に向かうと・・・

「平日店休日 ジンギスカンは食事処「庄屋」へ」的な看板が立ってました。

がーん。。

事前にみたHPでは食事処の庄屋さん、ペット可って書いてあったかな・・・?
不安になりながらも、おなかがすいていたので、とりあえず入ってみる事に。

さくぽんはキャリーに入れたままお店の方に「あの、犬をキャリーに入れてるんですが、食事できますか?」と聞くと大丈夫です、と 入口近くの 客席とは少し離れた席に案内して頂きました。

良かった・・・!おなかぺこぺこでした。もしだめだったらソフトクリームで空腹を紛らわそうと思ってたとこでした。

メニューを見るとジンギスカンも食べれるようでしたが、和風ハンバーグに変更。

周りの人たちをみるとみんなジンギスカンを注文してました。


ほどなくして、和風ハンバーグが運ばれてきました。
スパイスの効いた肉のうまみ・・・!とても美味しかったです(味っ子風)
一人なので、誰と話す事も無く、もくもくとハンバーグを食べます。
私とハンバーグの一本勝負です。(何の?)
勝負するとしたら、負けました。 だってとても美味しかったので。

お腹が満足すると、特に牧場を見ることも無く 今回のお宿へ向かいます。

牧場には本当にランチを食べるためだけに寄った感じです。

***

牧場から5分程歩いて、今回のお宿カーロフォレスタ・VOLPEへ。


去年の夏季休暇はカーロフォレスタの軽井沢へ連泊しましたが、同じカーログループのお宿です。去年 カーロフォレスタの宿が非常に気にいったので、今回のVOLPEもとても楽しみにしていました。

エントランスの隣のカフェラウンジでチェックイン。
軽井沢もそうでしたが、那須高原のVOLPEもラウンジで無料カフェが出来ます。
滞在中、何度か利用しました。


お部屋は2階のスタンダードルーム。
一番お手頃なお部屋なのですが、広くて綺麗。内装も可愛い。
那須高原VOLPEはまだ出来てから、そんなに経ってないのもあって、部屋に入った時新築のような感じでした。

そのほかのお部屋は、この感じのお部屋に専用ドッグランが付いていたりします。


また、犬用のアメニティも充実しているので何も持っていかなくて大丈夫です。
今回はさくぽんのマナーパンツしか持っていきませんでした。

***

一通り、荷物を片付けて さっそく館内の温泉へ向かいます。


温泉は掃除時間以外24時間いつでも好きな時に入浴できます。


硫黄の香りの乳白色の温泉。

癒される~

効能をみると切り傷やうちみ等 体の痛みに効くようでした。

ちょうど、旅行にくる前日に「新しく来たオーブンレンジを、冷蔵庫の上に持ち上げる」作業をして腰を痛めてました。
オーブンが10㌔以上あって結構重かったんです。(12㌔だったっけ…)
腰痛にも効くかも。と効能に期待が膨らみます。

実際、滞在中に7回温泉に入りまして、帰るころには腰痛は治ってました。

お風呂から上がり、さくぽんと遊んだりしてお茶をしつつ過ごし、夕食へ。

ホテルのレストランもペットを連れてOKです。

席の横に犬用のバスケットを用意して下さるので、さくぽんもバスケットにIN。
最初は周りのわんちゃんたちも気になっていたようですが、気が付くと寝てました。

去年の軽井沢も食事がとても美味しく、カーロフォレスタの口コミを見ると、どのお宿も食事が美味しいと書いてあるので、今回も期待大でした。

VOLPEはフレンチのコース。

コース料理とかで、食事の写真を撮るのが好きじゃないので(食事に集中したい)写真は1枚もありませんが、とても美味しかったです。


レストランはこんな感じ。

一人旅は私だけでした。
一人だと物凄い速さでコースも食べ終わってしまうのが ちょっとさみしいです。

最初から全部テーブルに乗ってたら良いのにな って思いつつ、やっぱり凄い速さで1皿1皿を平らげてしまいました。

***

お部屋に戻ってからは、本を読んだり、普段見ないTVを見たりして また寝る前に温泉に入ったり、本当に滞在中 ゆーっくり出来ました。

そうそう、今回とてもこちらのお宿で嬉しかったのが「床」です。

さくぽんは高齢なのもあり、以前のようにフローリングでテクテクは歩けなくなって来ていて、自宅はコルクマットを敷いてるので大丈夫なのですが、ホテルの床だと滑るので、心配していました。

そのためにさくぽんに履かせるラバーブーツを購入したのです。


このようなゴムのシューズを履かせようと持ってきていました。

が、ホテルの床は確かに板なのですが、犬が滑らないように加工がされている板でした。

さくぽんも広いお部屋をダッシュしたりしてましたが、全然滑らず走れてました。

ラバーブーツは使わなかったけど、これだったら高齢のわんこでも心配ないなぁととてもうれしくなりました。

本当に小さなところなのですが、こうゆうのがとても有難いです。
カーロフォレスタのお宿はペット連れの旅にとても優しく、スタッフの方もとても親切です。

お部屋で、さくぽんと追いかけっこするのも久しぶり。(私は走りませんが)
そんなこんなで那須の1日目は過ぎてゆくのでした。

つづく。































2015年9月13日日曜日

ゆらゆらと ふつかめ。

夏休み2日目。

今日はなぜか朝5:00起床。
ふっと目が覚めて、外を見たら日がさしていて つい、そのまま起床。
今思えばもう少し寝ておけばよかった。

朝一番からなぜかお腹が空いていたので、早速新しいオーブンレンジでトーストを焼いてみた。
今までのオーブンはトーストを返さなくても焼けたんですが、新しいものは一度ひっくり返さないとダメみたい。
でもそんなに煩わしくも無いのでくるっとひっくり返して焼けました。
なかなか使い勝手が良さそうな物を買えたようで、朝から満足。

そのあと洗濯機を3回まわして、シーツなどはまとめてコインランドリーで乾燥機にかけて、掃除も完了。時計を見るとまだ9:30。
朝が早いと時間がたくさんある。

その後AM配達指定の宅急便を受け取ってから、しばしお出かけ。

***

今日はずっと楽しみにしていた、和舟に乗りに行きました。

私の住んでいる東京の東側は川や堀がたくさんあります。
江戸時代に、千葉の方から塩など物資を運搬するために整備され作られた細い川。

今日はその中でも「新川」という川で和舟に乗船できるイベントがあったのです。

現地に行って、さっそく受付をする。
1回500円で乗船できます


乗船出来るまで少し待って、手渡されたライフジャケットを着用します


こちらの和舟に乗ります。
違っていたらアレなんですが、たぶん「猪牙船」という船だと思います。
船体が猪の牙のような事から、その名前が付けられた船で、江戸時代では「マイクロバス」的な船だったようです。
15人程、乗船できます。

順番が来て、船に乗り込みます。

「江戸 和舟の会」と法被を着たおじい様が船の後ろで舵をとってくださいます。


船は木のきしむ音を響かせつつ、ゆっくりと進みます。

とてもゆるやかな速度で船は進み、江戸時代でもここを 和舟は進み、人々はゆるやかに揺られてたんだろうな・・・と 昔に思いを馳せつつ、水面を見ていました。

この揺れが、本当に心地よくて寝てしまう一歩寸前でした。


***

ずっと楽しみにしていた和船から下船しとても心が満たされました。

その後一度家に帰宅し、少し休んでから 今度は映画を観に出かけました。

「猫侍 みなみの島へ行く」を観に行きましたが、上映している映画館があまり多くないので 豊洲まで向かいます。

映画の内容は割愛しますが、うーん 猫侍が南の島って無理があるな と。
白猫の玉之丞がただひたすら可愛い映画です。

豊洲は海が近いので、映画館から出て良い雰囲気のところをパチリ。


今日は暑くなく、過ごしやすくて気持ちの良い一日。

映画の後はまっすぐ帰宅しました。

早朝からずっと活動しているので、非常に疲れました。そしてネムイ。

夏休みはもう、子供のように遊んでやるんだ!と思っていましたが、2日目ですでに疲れてるなんて、気持ちは子供でいれても 体はすっかりついていかないんですねぇ。

そんなこんなの2日目終了。

明日から、那須高原にさくぽんと犬連れ旅をしてきます。





2015年9月12日土曜日

マンゴーババロアないちにちめ。

こんばんわ
すずです

夏休み1日目。
明け方の地震で目が覚めました。
グラっときて、愛犬さくぽんを抱っこして、愛猫 杏はゲージの中で寝てたので
そのままゲージにいるように言い聞かせて静かになるのを待ちました。

大雨も地震も天災は本当に怖いです

東京都から「防災Book」なるものが届いたので、良く読んでおこうと思います。

***

今日は午前中に歯医者さんへ。
ようやく虫歯の治療が終了しました。
夏休みの間に親知らずを抜いてしまいたかったんですが、口腔外科の先生の来院する日にちは少なく、予約が取れず月末へ持ち越し。
レントゲンを見る限りですと、先生曰くかなり腫れると断言されてしまいました。
月末に休みは追加で取れないので、パンパンの顔で出社するのか…と気落ちしましたが、しかたありません。

最近、しかたが無い事はすぐあきらめるようにしています。
前は仕方が無い事なのに、いつまでも ぐずついた気持ちで居ることが多かったんですが、嫌な気持ちのままずっといるとどんどん悪い気持ちになるので、すぐ切り替えるように心がけています。
たぶん周りの人はみんな ぐずついた気持ちを引きずっていたりなんてしないんだろうなぁ…と、 いつまでも大人になれない自分に凹んでいましたが、一つでもそうゆうモノを無くすと気持ちも上向きになるんですね。
ようやく気が付きました。笑。

***

歯医者さんから帰宅する途中、家の近所のケーキ屋さんで マンゴーババロアとモンブランを購入。


虫歯治療がようやく終わったのに、即あまいものを食べてしまう私。

でも、あまずっぱくて美味しかったです。
モンブランはこれから夜のおやつに頂きます。


***

午後から、さくぽんの定期検診にも行きました。
12歳のさくぽん。

胆嚢の調子は、変わらず 日々投薬していますが元気です。

たまに、さくぽんを見ていて 年を取ったなぁ…と 感じる事があります。
そんな時は、胸がキューっとなります…

いつまでも 元気で ずっと長生きしてほしい。

日々、祈るように思っています。

***

明日は夏休み2日目。

先ほど、ずっと使っていたオーブンレンジが壊れてしまった変わりの新しいオーブンレンジが届いたので、明日は色々オーブンを使ってみたいなぁと思っています。

ずっとクルクル回るオーブンレンジだったのですが、最近のものは回らないんですね。驚きました。

そんな夏休み1日目。

おしまい





2015年9月11日金曜日

ブログのお引っ越しと夏休みはじめました。

おひさしぶりです

ずっとアメブロで「ちわわ日和」を更新していましたが、アメブロがごちゃごちゃしてて嫌だなって思う事が多いので、この際と 以前ちょろっと更新していた「Blogger」へブログ自体をお引っ越しする事にしました。

***

さて、毎年 夏まっさかりの時期より遅れて夏休みを取得している私ですが、
今年も9月に夏休みを取得。
明日から10日間お休みをとります。

去年の夏休みは 軽井沢へ行ったり、宮島へ行ったりしていましたが
今年はあまりあちこち行かず、那須高原に連泊のみの予定となっております。
とはいっても10日もある夏休み、色々やりたい事もあるので楽しくて仕方ありません。

余談ですが、今年の私のテーマは「体の良くない場所を治そう」がテーマです。
本年度も残すところ3カ月ちょっと。
夏のはじまる少し前から、歯医者さんへ通っています。
「今年の夏は歯科治療にささげる」と周囲に告知していましたが、いまだに治療が終わりません。
虫歯の治療は、明日銀歯をかぶせて終了。
全部で4本治療しました。
その後、親知らずを2本抜いて終了です。

以前治療したところも今回また虫歯になっていたりしたので、かぶせ物もセラミック等にした方が、長持ちするのかもと考えていますが、お値段が高いですよね。
お金をためて少しずつセラミックに変えていこうかと思案中です

歯科治療のほかにはずーっと悩まされていた胃炎。
しょっちゅう、胃炎だの十二指腸潰瘍だのと胃を患っていました。
「ピロリ菌が絶対いるから、除菌しましょう」とお医者さんに言われていたのに、なぜか腰が重くずっと除菌をしていなかったのですが、今年の春先についにピロリ菌を退治しました。

近所の消化器科のあるお医者さんへ行き、採血。
「ピロリ、いるだろうね」と言われていましたが やっぱりいました。

1週間分の除菌の薬を頂いて、早速飲み初めて驚きました。
薬を飲みはじめた翌朝、胃がめちゃくちゃ軽いのです。
「えっ 朝から胃が重くない…!」効果てきめんでした。私の体内でピロリたちが「ヤラレタ~」と言っているのが聞こえてくるようです。

薬は投薬し続けないとダメで1週間のみ続けてあっという間に除菌は終了しました。
こんなに簡単なら、もっと早く除菌したら良かったと思ったので、歯科治療もそのままの勢いで通院しています。

そんな私の夏休み、初日の明日は さっそく午前中から歯医者さんから始まります。